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2018年へ向けて

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今回は12月23日から1月4日までの滞在だったが寒い日が続いて、ほぼ毎日氷が張り、霜が降りた。崖の上のバラの花壇は小さな池を挟んで2つに分かれるのだが、手前の方はだいぶ土が入ったけれど奥の方は手付かずだ。

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露木さんから頂いた「パフビューティ」のバラの植え込みは崖の上のバラの花壇には植えず、南西の奥の方の花壇に植えることにした。

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直径60cmの穴を掘り、牛ふん堆肥、一袋25リットルを穴に入れて土と混ぜ、更に土を被せた。

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フランスで牧場の牛に囲まれた所に住んでいたので牛糞は毎日のように目にしたが、べチャべチャで扱いにくい。馬糞はコロコロしていて、肥料に最適だろう。昔は人糞が野菜などの肥料に使われていたが、水洗トイレが普及して以来、貴重な有機肥料が無駄になっているような気がする。でもさすがに「乾燥人ふん堆肥」と言うのは売っていないだろうし、売っても売れないだろうね。

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コンテナから「パフビューティ」の苗を抜き、上に乗せたけれど重かった~~。

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庭のあらゆるところから土を調達する必要があり、南西角の少し高くなっている所の土を削ることにしたが、どうしても掘り出せない岩に当たったので岩を砕くことにした。

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電動の削岩機(電動ハンマ)は家の土台のコンクリートに穴を開けるために買ったのだが、鎖骨を骨折して以来、使うことを控えていたけれど試しに使って見ることにする。

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削岩機は18キロのようだが、30キロぐらいの重さに感じる。骨折以来パワーが70パーセントぐらいに落ちたせいかもしれないが、土方作業は疲れる。

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岩全部を取り除くのは無理なので高くなったところだけ砕いて地面を平らにならし、ここはバーベキューをする場所として使うことにする。しかしこの重い削岩機を水平近くにまで持ち上げてコンクリートの壁を打ち抜くのはとても困難に思えるので屈強な助っ人の出現を待つしかないのだろうか?

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現在は小さな郵便ポストしかないので大きなポストを作ることにした。エントランスのところには石やレンガを積んでアーチを作るが、まだだいぶ先の事になるので早急に新しいポストが必要になる。パーキングのところも考えたが、既に崖のロックガーデンが出来つつあり、ポストは似つかわしくない。
そこで水道のメーター部分の一部を利用することにした。中央の一番大きな空洞は水道使用量の検針のためだから使えない。向かって右には蛇口があって塞げないけれど左は水道の元栓があるだけで、元栓は中央のメーターの中にもあるから、家の水道工事の時はメーター内の元栓を締めれば良く、左側の元栓はメーターを取り替える時のみ使うことになるので何十年に一度しか使わないだろう。そこで穴に据え置くだけの郵便受けなら万一必要になった場合でも簡単に取り外せられるのでここに作ることにした。

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郵便箱全体を作っても良いが、余っていたプラスチックのケースがあったので奥にはめ込み、手前だけ木で作ることにした。

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屋根と枠だけ組み立ててこんな感じ。

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もちろん手前には開閉できる扉をつけるのだが、横からの雨対策として両側面にも板を張った。

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後は扉を取り付け、ペイントすれば完成だが、不規則に出っ張っている岩に合わせて箱を削ったりしなければならなかったので結構時間がかかってしまった。

さて最大の土の供給源は池なのだが、花壇作りには大量の土が必要なのでどんどん池が深くなり、池のほとりからは2メートル、水深も深いところで1メートル50センチ位になってしまった。

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毎朝少しずつモルタルと石で池の壁を作っているが、大変ではあるがとても楽しい作業だ。
池は小学生時代に住んでいた北新宿の家の庭に自分で作り、金魚やめだかやタナゴを飼っていたが、中、高校生時代に中央線の豊田に引っ越してからも岩を近くの山や淺川まで拾いに行って更に大きな池を作り、タナゴ、アブラハヤ、アカミミガメ(ミドリガメ)などを飼っていた。
フランスのブルゴーニュのアトリエの庭には泉が湧いていたので、水を堰き止めて池を作り、ロンドンのアトリエの庭にも小さな渓流のある池を作った。
しかし伊豆のアトリエの池は今までのものと比べるとはるかに大きく、全部で5つの池を作るので数年がかりだ。

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池の水は深いところからポンプで汲み上げ、上から岩の間を通って再び池に流れ込むと同時にゴミを取り除き、汚れた水をろ過するために底の方から汲み上げることにする。そのためモルタルで側面を固める前にパイプを通し、パイプは見えないようにしなければならない。

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塩ビのパイプは扱いが楽で画期的。鉛や鉄の水道管では素人には難しすぎる。

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今回は屋根も随分進んだ。古いアルミサッシを使用した二つの天窓はいずれも雨漏りしたため取り外してキッチンの天窓は普通の屋根に作り直し、もう一つのトイレの前の天窓はサッシを使わない方法に変えた。アルミサッシは40年近く前のものなので見た目は損傷ないものの、ゴムのパッキンが劣化していたのだと思う。もともと垂直にして使用するためのものなのでそれを水平に近い場所で使用するのは無理があっただろう。

今回天窓の難しさを知り、対策も分かったので失敗も良い経験になった。屋根も結局二重構造になったので、雨漏りの心配は無くなったが、合板は使わないようにしたので時間と経費が大幅に膨らんでしまった。

さて花を植えるために勾配のゆるい屋根を作ったのだが強度と耐久性を増すために、防腐剤を全面に塗った杉の野地板を縦と横に二重に張って、防水シートで保護し、カラートタンの波板を乗せ、更にその上に透明なポリカーボの波板を敷いて周囲をトタンの雨押さえ水切りで囲んだ。

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土は水を含むとすごく重くなるので10cmの土で育つ乾燥に強いものにしなければならない。しかし下からは見えないのでわざわざ買ってまで植える気にはならなく、庭にいくらでもあるハナニラ、エリゲロン、コンボルブルス、オルラヤなどを中心に、小型のアガパンサス、パルボコジューム、ユーフォルビアなども植えた。後はジャーマンアイリス、タカサゴユリなども可能だろうがバケツに土を入れて梯子で屋根まで持ち上げるのは重労働だから少しずつしか出来ない。

根が張ってしまえば安心だが、冬は北西の風が強いので土や苗が風で飛ばされないか、また、まだ散水装置が付いていないので水切れで枯れないかが心配だが、初めての経験なので失敗もあるだろう。

ブルーのトタンはけばけばしい色だけどどうせ見えなくなるし、外から見える水切りのところはダークグリーンに塗り替えるけれどすぐに植物で覆われてしまうだろう。

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次回は11日~17日まで伊豆に滞在予定。